巻物

具合悪そうにダンスする先生と僕

筆を置いた画家、そしてあの頃の夢

アンケートで、「先生」について尋ねられたら、アナタはなんと言う?「手作りカレー」って、人それぞれで受け止め方が全く違うかもしれないね。

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そよ風の吹く土曜の夜にお菓子作り

富士には月見草がよく似合うと言うよく知られる名言を表したのは小説家の太宰だ。
彼は、バスに乗車し、御坂を通り、現在の甲府市へ向かっていた。
その時偶然にも一緒に乗ったお婆ちゃんが「あら、月見草」とつぶやく。
そこで、気付いた太宰治の視界に見えたのが月見草、その隣に富士山である。
富岳百景の一部のこの話は、日本一の名山を知るに欠かさない。
その他の文芸に引っ張りだこの、3776mの名山だ。
どの角度から見てもおんなじように美しい形をしているために、八面玲瓏という言葉が似合っていると口にされる。
なるほど、と思う。
私が大好きなのは、春の季節の名峰富士だ。

湿気の多い大安の深夜に微笑んで
昔、両親は、娘の私の対人関係に対し大分積極的であることを求めてきた。
一般的より離れてはいけない、など。
凄く暮らしにくい時期だったと思う。
授業時間が終了すると、毎回嘘の話を楽しそうに母に話す。
すると、安心しているのだ。
周囲と目立つと、浮く。
常にこれだけ頭にあった昔の自分とお父さんとお母さん。
可哀そうな話だと今は感じる。

気分良く叫ぶ姉ちゃんと壊れた自動販売機

昔から、業務や家の事に追われて、そこまでゆっくりできる時間がない。
少しの空き時間があっても、だいたい次やるべき仕事のスケジュールなど、何かの詳細が心にある。
そんな中、丸一日など休みができると、非常に喜んでしまう。
では、この少しだけ空いた時間を何に使おうかと。
だいたい、毎回、あれしたい、これもしたいなど希望のみが募り、完全には上手くいかない。
何をしていても私は行動が遅いので、考えているうちに時間は経過。
時は金なり、という言葉は本当によくいったものだと感じる。

ぽかぽかした水曜の午後に窓から
短大を卒業して、入社して多くの仕事仲間に囲まれて働いていた。
だけど、働き始めて4年くらいで仲間とチームワークを組んで何かするというのに向かないと知った。
縛られる時間が長い上に、何名かで進めていくので、どうしても噂話が頻繁。
うわさを聞きたいと思えば上手くやっていけるのかもしれない。
だけど、本人の自由では?としか思えない運命なのだ。
そして、仕事のペースがスローな人に合わせて進めるという辛抱ができない、早い人についていけない。
普通は、努力が足りない!と思うだろうが、母にはそういう運命だと言われた。

控え目に走る姉ちゃんと枯れた森

出張に出ると、1週間ほど泊まり込む日々がある。
非常に、やる気はあるけれど、凄く気を張っているので、毎日3時間睡眠。
起床時間の相当前には、眠いのに目が覚める習慣がある。
けれど、終わった時の解放感はお気に入りだ。
思う存分遊んでいいことにしているし、眠れるし、贅沢する。

暑い木曜の早朝に食事を
太宰の斜陽は、一気に読みやすいと思う。
かつては良い所の娘だったかず子が、誰にも負けない女性に変身する。
読むにつれてカッコイイと思わずにいられなかった自分。
これくらい、誰にも恐れない行動力と、強引なくらいの意志が戦後は必要不可欠だったのだろう。
それは置いておいて、上原の妻からしたら迷惑極まりないと思う。

雲が多い祝日の深夜に足を伸ばして

行ったことはないですが、夜の暗さの中での動物園は、夜に動く習性の動物がめっちゃはつらつと活動していて眺めていてたまらなく楽しいらしい。
興味はあっても、真っ暗な動物園は見に行ったことがないけれど、娘がもうちょっと動物をこわがらないようになったら見に行ってみようと思う。
もうちょっと楽しめるようになったら、きっと、娘もはしゃいでくれるだろうから。
昼間の動物園と異なった気分を自分もちょっとは経験してみたい。

天気の良い木曜の深夜に足を伸ばして
まだまだ社会に出てすぐの頃、知識がなく、目立つ厄介なことを誘発してしまった。
心配しなくていいといってくれたお客さんだが、挽回の方法も思いつかず、悲しい顔をしてしまった。
お客さんの一人が、エクセルシオールのカフェオレをあげる、と言ってくれた。
勘違いで2つも注文しちゃったんだよね、と言いながら別の種類の飲み物2つ。
長身で、細身で、とても感じのいい雰囲気をもっていた人。
悪かったな、と思い返す。

具合悪そうに走る弟とアスファルトの匂い

歩いてすぐに海があるところに自分たちは、家があり住んでいるので、津波被害を母が心配してくれている。
ことのほか大震災後は、どれくらい海から隔たっているのかとか逃げる高台は手近に存在するのかとか聞いてくる。
妻と自分も気がかりだけれど、簡単に条件のあう物件も見つかるわけではない。
それでも、ホントに津波がくるとなってしまった際に逃走する道順を定めていないといけないとそう思う、けれども、海の横しか近くに道路がないので、しっかり想定してみたら怖いと思った。

怒って自転車をこぐあなたと横殴りの雪
名の知れた見どころであろう、法隆寺へ訪問した。
法隆寺式伽藍配置もしっかり見学できて、立派な五重塔、講堂も見せてもらった。
博物館で、国宝指定されている玉虫厨子があり、想像よりも小さなものだった。
この寺についてを勉強するにはおそらく、多くの時を必要とするのではないかと感じる。

手裏剣


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