巻物

夢中でお喋りする弟とよく冷えたビール

筆を置いた画家、そしてあの頃の夢

「戦略」のことを好きという人もいるだろうし、嫌いという人もいるはず。無関心な人だって。君が思う「トマトジュース」はどう?

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陽気に走るあいつとぬるいビール

台湾出身のビビアン・スーは、綺麗で才能ある人だと思う。
もう30代の終わりなんて、見えない。
過去に見ていたテレビで、印象的なのが、彼女が、米国人からのインタビューに答えていた部分。
ちょうど学んでいる所らしかったけど、凄く努力が見られた。
今頃英語はもちろん日本語だって、じゅうぶん話せるんじゃないかと思う。
努力家であるビビアン・スーの魅力は計り知れないくらいだ。

汗をたらして吠える兄弟とよく冷えたビール
作家である江國香織の作品に出てくる主人公は、どこかクレイジーである。
話に出せば、ホリーガーデンの果歩。
他にも、スイートリトルライズの瑠璃子。
あとは、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの持っている部分を、極端にして表現した形なのかもしれない。
心からクレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
待っていれば迎えに来るかもしれない「あのひと」を待ち、高萩や今市に引っ越しをする。
恋人を絶対に忘れないよう、必ず会えると信じて。
ついにはママは現実を生きていないと娘の草子に言われてしまうが、この女性には全く響かない。
この部分が、この本の接待的にクレイジーな見せ場だ。
私はウエハースの椅子には絶対に座りたくないけれど、神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーでも可憐でちょっと病んだ主人公が大好きだ。

控え目に踊る兄さんとわたし

暑い季節は生ビールが大変おいしいけれど、近頃そんなに飲まなくなった。
20代の頃は、どれだけでも飲めたのに、年をとって翌朝に残るようになって少ししか飲まなくなった。
ビアガーデンにも社会人になった当時はとてもあこがれ、行くことがたいそう楽しみだったけれど、会社の関係で嫌になるほど行って、俺のイメージの中では、今では、いいイメージがない。
けれども、取引先との付き合いの関係でとっても久々にビアガーデンに行った。
たいそう久々においしかったのだけど、調子にのって大変ビールを飲みすぎて、やはり、翌日に残ってしまった。
次からは、飲みすぎないようにしようと思うけれど、飲み出したら、なかなかとまらない。

気どりながらダンスするあなたと紅葉の山
使う予定があり不可欠な青竹をたくさんいただけるようになり、良かったのだが、歩けないほど多い竹が厄介でつぎつぎと持っていってほしい土地管理者は、こちらの必要量より大きい竹を持って運ばせようとするのでやっかいだ。
多めに持って帰っても余っておいてても色が落ち捨てることになるのだが、竹がムダでしょうがないらしく、持って帰ってくれと強く頼まれる。
こっちも必要なものをいただいているので、強く言われたらしょうがないので、あまりは処分するしかない。

熱中して叫ぶ母さんと暑い日差し

盆が近づいて、「とうろう」などの催し物がほど近くで行われている。
近所の観光施設では、竹やすだれで制作されたとうろうが並べられていた。
近くのイベント会場では、夜更けには電気の照明はついてなくて、キャンドルの光だけなのは、大変美しかった。
竹やすだれに囲まれて明かりが光っていて、やさしい灯りになっていた。
きめ細かい灯りが付近の樹々を煌々と照らしていてたいそう眩しかった。

具合悪そうに自転車をこぐ妹と季節はずれの雪
友人が、アパートのベランダで、ミニトマトを作っている。
実がなったらトマトソースを作る予定だという。
育てているとは言うものの、しょっちゅう水も肥料も与えないし、ベランダでたばこをふかすので、トマトの環境はあまり良い環境ではない。
丸3日、何もあげなかったという時期の、トマトの外見は、葉っぱがだらりとしていて、どことなくガッカリしている様子に見える。
可哀想だったので、水を豊富にあたえると、あくる日のお昼くらいのミニトマトは何事もなかったように復活していた。

そよ風の吹く週末の夕暮れに座ったままで

喜ばれる贈り物を決定しなくてはと思っている。
結婚記念日が近くて、妻に喜ばれるプレゼントをあげたいのですがめっちゃいいプレゼントが思いつかない。
嫁になんか手に入れたいものがあるのならば、話は早いが、ほとんど、物欲が存在しないので、気に入りそうなものが見当たらない。
しかし、内緒で欲しい物を見つけて驚かせて喜ばせたい。

蒸し暑い祝日の夕方は熱燗を
いつも、なるべく大人しめのファッションが好きな私は、大変ビックリされるけど。
キャミやコスメや時計まで揃っていて、ラインで固めたいと考えれば破産しそうだ。
でも、着道楽は夢中になってしまう何かがある。

ノリノリで吠える彼と突風

身体検査は、毎度なぜか引っかかる。
心臓だったり、血液検査だったり、尿だったり。
胃のレントゲンを発泡剤とバリウムを飲み干して受けてみて、診断結果をもらうと、がんの疑いがあるので、即座に、胃カメラを表に記載の病院にて受けてください。
と印刷されてあったのには、あせった。
あせったというか、むしろおそろしかった。
早急に評判の良い病院に診断されに行ったら、結局、胃炎だった。
胃は今までも痛かったので、集団検診に引っ掛かったのはわかるが、文言で私の名前とがんの疑わしさが存在すると書き記してあったらおそろしかった。

熱中して踊るあいつと突風
オフィスで仲良くなった女性がいる。
今までに出会ったことのないような人で、彼女の話はどれも興味深かった。
それに加えて、彼女は資格マニアだということ。
ベビーシッターの免許、スキューバーの資格、小型船舶の免許。
児童英語教師、漢字検定準1級、そして、元キャビンアテンダント。
公認会計士までパスしていると噂。
さすがにこれを母に話してみたところ、あなたの聞き間違いだと思う、など言われたけれど。
彼女は、二まわり年上の上司と職場結婚で退職していった。

手裏剣


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